Twitterで、芸能人や政治家などのアカウントの名前の横に“チェックマーク”がついてることがありますよね?あれが公式マーク(認証バッジ)です。
この記事では、Twitterアカウントに「公式マーク」がつく条件を解説していきます。
「公式マークがつく基準は?」「一般人でも認証を受けられるの?」
これらの疑問を一掃していくので、ぜひ参考にしてください!!
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Twitterの公式マーク(認証バッジ)とは?
我が国の危機管理には一分の隙もない。改めて、そう確信しました。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2017年9月30日
Twitterの公式マーク(認証バッジ)は、名前の横にチェックマークがつくことで、そのアカウントが本物である事を示すものです。
正確には「ブルーバッジ」と呼ばれるものです。
FacebookなどのSNSに比べTwitterは匿名性が高く、いわゆる“サブ垢”も簡単に作る事ができてしまいます。
これにより、著名人のなりすまし(偽物)を行う不届きな輩も少なくないので、公式マークはユーザーにとってもメリットがあります。
Twitterで名前に公式マークがつく条件とは?
以下2つのいずれかの条件を満たすと、Twitterで名前の横に公式マーク(認証バッジ)がつくようになります。
- Twitterから提案されて承諾する
- 自らTwitterに申請して許可される
・・・ただし、これらの条件を満たすための明確な基準というものは、現在公表されていません。
どのようなアカウントが認証されますか?
関心を集めるアカウントであると判断された場合に、アカウントは認証を受けます。
通常、音楽、演劇、ファッション、政府、政治、宗教、ジャーナリズム、メディア、スポーツ、ビジネス、その他の注目分野の利用者によって管理されているアカウントが対象となります。
公式のヘルプを見る限り、そのジャンルの中で多くの関心を集めている(有名である)アカウントに対して付与されるものといった感じ。
Twitterの公式マークは、なりすまし(偽物)への対策として大いに効力を発揮するものなので、
「偽物が現れた時に、多くの人が困ってしまうような影響力の大きいアカウント」
このようなアカウントに対しては、ユーザーを守る(利便性向上)ために、積極的に公式マークを付与していくスタンスだと思っておけば間違いないですね。
ちなみに、以前は自ら申請する事ができませんでしたが、2016年7月に認証バッジをリクエストするフォームが設けられ、現在は自ら申請する事が可能となっています。
認証バッジをリクエストできるシステムをご用意しました – Twitter公式ブログ
一般人のアカウントで申請してもなかなか厳しいもの(※後述)と思われますが、たとえば企業の公式アカウントに公式マークを付けたい!!・・・といった状況であれば、申請を出してみる価値がありますね。
※2019年12月現在、新規の申請リクエスト受付が停止しています。
Twitter公式マークが与えられる基準
2021年11月28日追記
ここまで一般人のアカウントでは難しいと説明してきましたが、現在は以前よりは明確な基準がTwitter公式サイトに掲載されるようになりました。
重要なものは2つ!
- 信頼性
- 著名性
この2つが必要になります!
信頼性
プラットフォーム上のユーザー間の信頼を促進し維持するために、認証を受ける際はTwitterで本人確認を行う必要があります。
本人確認を行うには、次の3つの方法のいずれかを選択できます。
- 公式ウェブサイト: 自分(または自分が所属する組織)と自分のTwitterアカウントについて言及している公式ウェブサイトのリンクを送ります。
- 本人確認: 運転免許証やパスポートなど、公的機関が発行した写真付き身分証明書を提示します。
- 公式メールアドレス: 選択した著名性のカテゴリに関連するドメインを含む公式メールアドレスを入力します。
この辺であれば一般人でも問題なくできそうなレベルですが、次に紹介する著名性という基準をクリアできればければ公式マーク(認証バッジ(正確にはブルーバッジ))は取得することはやはり難しいです。
著名性
アカウントが認証を受けるには、高い認知を得ている個人ブランドを代表する、またはそうした個人やブランドに関連するものとして、以下に記載している著名性の条件を満たしている必要があります。Twitterではアカウント管理者の本人確認に加えて、以下の種類のアカウントを、記載されている条件に基づいて認証します。すべてのカテゴリーにおいて、当該アカウントの所属先にTwitterのビジネスパートナーか、またはTwitterが直接照会を行い、所属の要件が満たされているか独自に確認を取る場合もあります。
著名性とはその名通り、多くの人に認知されている個人もしくは企業などでなければ難しいということですね!
さらにTwitterヘルプページでは、詳しく紹介されているので気になる方は確認してみてくださいね!
一般人がTwitterで公式マークをつけるのは「ほぼ不可能」!!
Twitterの公式マークは、主に芸能人やプロスポーツ選手、政治家などのアカウントについている事が多いですが、最近はYouTuberなど、特定の個人のアカウントに公式マークがついているケースも増えてきました。
今日はこれから朝までテレビ収録です。がんばんべ。😎👍
— HIKAKIN😎ヒカキン (@hikakin) 2017年11月21日
超人気YouTuberのヒカキンや、はじめしゃちょーあたりのアカウントにも、公式マークがついています。
ただ、彼らはもはや一般人というレベルではないですし、フォロワー数を見るだけでも絶大な影響力を持っているのは明らかです。
もし仮に、一般人でも認証を受けて公式マークをつけることができるようになれば、なりすましや偽物などの問題は一気に解消されます。
しかし、公式マークの付与に間違いは一切許されないので、それには相当な手間がかかり、現実的ではありません。
一般人からの申請をいちいち厳正にチェックしていたら、キリがないですからね。
ちなみに・・・
偽物。皆さん注意してください!
このアカウントで紹介してないのは全て偽物です。 https://t.co/orL9LsrA6O— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2017年4月23日
ヒカキンらと同じく人気YouTuberのヒカル氏のアカウントには、100万人以上のフォロワーがいるにも関わらず、公式マークがついていません。※2019年12月17日現在
なりすまし問題に悩まされていたヒカル氏であれば、公式マークの申請を出しているのではないでしょうか。(実際のところはわかりませんが。)
この事からも、やはり一般人がTwitterで公式マークをつけるのは「ほぼ不可能」と考えて間違いないでしょう。
まとめ:Twitterで名前に「公式マーク」がつく条件を徹底解説!!
Twitterの公式マーク(認証バッジ)は、そのアカウントが本物である事を示すもの。
公式マークは多くの関心を集めているアカウントに対してTwitterから付与されるものですが、自ら申請することもでき、許可されれば公式マークをつける事ができます。
ただし、一般人のアカウントに公式マークをつけることは「ほぼ不可能」なので、よほど自分のアカウントの影響力に自信がない限り、申請を出してもムダになる可能性が高いので注意しましょう。