Twitterはなぜ、6ヶ月以上ログインされていない「休眠アカウント」を削除すると発表したのでしょうか?
突然の発表だったのでネット上はざわついており、反対する声も少なくありません。
この記事では、Twitterが休眠アカウントを削除する2つの理由をお伝えしていきます。
賛否両論ありますが、個人的には休眠アカウントの削除はアリだと思っています・・・!!
※11月28日追記
Twitter公式が「故人のアカウントを消さないで済む方法ができるまで、休眠アカウントを削除しません」と発表し、謝罪しました。
We’ve heard you on the impact that this would have on the accounts of the deceased. This was a miss on our part. We will not be removing any inactive accounts until we create a new way for people to memorialize accounts.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 27, 2019
We apologize for the confusion and concerns we caused and will keep you posted.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 27, 2019
昨日発表された休眠アカウントの削除の件に関して、相当な反発やクレームがあったんでしょうね・・・。
こんな記事も書いてます
米Twitterが6ヶ月以上ログインされていない「休眠アカウント」を削除すると発表!!
Twitter、休眠アカウント削除へ 対象アカウントに12月11日までにログインするよう警告https://t.co/wKTKJVESsD
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) November 27, 2019
米Twitterが、6ヶ月以上ログインされていない「休眠アカウント」を削除する意向であると発表しました。
対象アカウントには「2019年12月11日までにログインしないと削除する」という警告メールが送られており、ログインが行われなかったアカウントは順次削除されていくようです。
個人的には、一切使われていないアカウントやスパムbotアカウントなどが削除されるのはとても良いと思います。
ですが、ネット上でも言われているように、ログインできない故人のアカウントなどが削除されてしまうのは寂しいし、なかなか難しいところですね・・・。
ちなみに、2019年11月27日17時現在、国内のTwitter検索では「警告メールが届いた」という報告を見つけられませんでした。
→Twitterで「休眠アカウント メール」を検索!!
サブ垢で休眠アカウントを所有している人やbot運営者などにはメールが届くはずなので、メールが届いた報告があってもいいと思うんですけどね。
日本人のアカウントに関しては対象外・・・という事は考えにくいので、警告メールに関しても順次送られていて、まだ行き渡っていないのかもしれません。
・なぜ6ヶ月なの?
Twitterは「休眠アカウント」と判断される基準を「6ヶ月以上ログインしてないアカウント」としていますが・・・
アカウントの作成後は、積極的にログインしてTwitterをご利用ください。アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインして、ツイートするようにしてください。アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。
実は、これは以前からTwitter公式のヘルプセンターの「運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー」のページで書かれていた内容です。
「アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。 」
以前まではこれだったのが・・・
「アクティブでない期間が長期にわたるアカウントは、順次削除していきます。」
今後はこのように変わるよ、という話ですね。
Twitterが休眠アカウントを削除する2つの理由
突然発表されて混乱を招いていますが、Twitterが休眠アカウントを削除する理由は一体何なのでしょうか?
- フォロワー数の信頼性を向上させる
- 乗っ取りなどの被害を減らす
理由は主にこの2つで、Twitterは「取得されたまま休眠しているユーザー名を解放して他のユーザーが使えるようにするためではない」と説明しています。
1.フォロワーの水増しを防ぎ、フォロワー数の信頼性を向上させる
Twitterは休眠アカウントを削除することで「フォロワー数に関する信頼性が向上する」と説明しています。
休眠アカウントが削除されれば、フォロワー数は「現在もアクティブなアカウントからフォローされている数」になります。
たしかにフォロワー数の信頼性は増しますし、これは悪くないのではないでしょうか。
2.放置アカウントを減らし、乗っ取りなどの被害を減らす
Twitterアカウントが乗っ取られた場合、登録メールアドレスなどにログイン通知がくるので、基本的には乗っ取られたことに気づくことができます。
アカウントが乗っ取られたら最悪ですが、乗っ取りに気づくことさえできれば対処のしようがありますよね。
→「Twitterへの新規ログインがありました」がきた時に確認すべきこと
しかし、既に使われていないメールアドレスで登録されているような放置アカウントだと、Twitterアカウントを乗っ取られても気づくことすらできません。
乗っ取りに気づけず対処できないままだと、Twitterアカウントを乗っ取った犯人はやりたい放題です。
こういった事態を防ぐためにも、休眠アカウントの削除は悪くない対策なのではないでしょうか。
Twitterの休眠アカウントを削除されない為の対策
Twitterは6ヶ月以上ログインされていないアカウントを「休眠アカウント」とみなし、削除する意向を発表していますが、Twitter公式のヘルプセンターでは・・・
「アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインして、ツイートするようにしてください。」
このように記載されています。
なので、Twitterの休眠アカウントを削除されない為の対策としては「前回ログインから6ヶ月以内にログイン&ツイート」しておいた方が無難だと思います。
多少の猶予期間くらいはありそうな気がしますが、万全を期すなら5ヶ月サイクルを目安に放置アカウントにログイン&ツイートしておく事をおすすめします。
今後、休眠アカウントとみなされて削除されてしまったアカウントに関しては、復活させるのも難しくなりそうですからね。
まとめ:Twitterが休眠アカウントの削除するのは悪くないと思う
Twitterは6ヶ月以上ログインされていない「休眠アカウント」を削除すると突然発表しましたが、実は以前からアクティブじゃないアカウントを削除する可能性を示唆しており、今回警告に変わっただけの話です。
休眠アカウントが一斉に削除されると、故人のアカウントが消えてしまうなどの問題があるので反対する声も少なくないですが・・・
- フォロワーの水増しを防ぎ、フォロワー数の信頼性を向上させる
- 放置アカウントを減らし、乗っ取りなどの被害を減らす
上記2つの理由から、個人的にはTwitterが休眠アカウントを削除するのは悪くない対策だと思っています。
放置アカウントを消されたくない場合には、6ヶ月以内にログインを永遠と繰り返さないといけなくなるので、効果も見込めそうですからね。