
スマホを保護するために、画面にガラスフィルムを貼っている人は多いと思います。
そんな中、最近はスマホに「ガラスコーティングをする」という方法もあるのをご存知でしょうか?
ガラスフィルムってうまく貼るのが難しいし、できれば裸のままスマホを使いたい人にとってもガラスコーティングはかなり魅力的ですよね。
しかし、スマホのガラスコーティングには、なかなか厄介な2つのデメリットがあります。
「ガラスフィルムを貼るのはもう古い。これからはガラスコーティングの時代だ!」なんて言われて(?)いますが、個人的にはあまりおすすめできない理由があるんです・・・。
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目次
スマホにガラスコーティングをする方法
スマホにガラスコーティングをしたい場合、主に2つの方法があります。
- お店でガラスコーティングをしてもらう
- ガラスコーティング剤を買って自分で塗る
お店でガラスコーティングをしてもらう方法としては、ドコモショップと提携している「ハルトコーティング」が有名ですね。
→ハルトコーティング公式サイト
また、最近は自分で簡単にできる「ガラスコーティング剤」も、ネット通販などを中心に増えてきています。
液体を塗ってコーティングするので「液体保護フィルム」と呼ばれることもある商品です。
スマホにガラスコーティングをすると、保護フィルムをつけなくても傷がつきにくいようにする事ができますし、コーティングの上から保護フィルムを貼ればおそらく最強です。
保護フィルムのようにズレたり気泡が入ってしまったりする失敗もないので、正直ガラスコーティングはかなり魅力的です。
しかし、スマホのガラスコーティングにはなかなか厄介なデメリットがあるので、十分に注意した上でやるかやらないかを決める必要があります。
スマホのガラスコーティングは2つのデメリットに注意が必要!!
スマホを強化できるガラスコーティングは魅力的ですが、もしやるならその前に・・・
- ガラスコーティングを剥がすのは難しい
- スマホが保証対象外になる可能性がある
上記2つのデメリットを理解しておく必要があります。
1.ガラスコーティングを剥がすのは難しい
スマホに貼ったガラスフィルムは割れたり劣化したらベリベリ剥がす事ができますが、ガラスコーティングを後から剥がすことがかなり難しいです。
というか、基本的にスマホに塗ったガラスコーティングは剥がせません。
そもそもガラスコーティング剤は“貼る”ものではなく“塗る”ものなので、もし剥がしたい場合には“剥がす”というより“削る”ことになりますね。
車の外装に塗ったガラスコーティング剤を剥がす時はコンパウンドなどの研磨剤を使って削りますが、あれと同じです。
別に剥がさないし良くね?と思うかもしれませんが、ガラスコーティングを剥がせないとなると、色々と問題が発生します。
たとえば、スマホを機種変更する時に端末を下取り、または買取してもらおうとした場合。
ガラスコーティングを剥がせないと買取価格を大幅に減額されてしまったり、最悪買い取ってもらえない可能性も十分ありえます。
2.スマホが保証対象外になる可能性がある
スマホが万が一壊れてしまった場合、保証が効くかどうかで修理代がかなり変わってきます。
たとえばiPhoneの画面割れ修理の場合、Appleの保証サービス「AppleCare+ for iPhone」が適用できれば3,000円くらいで修理できますが、保証対象外だと機種によっては30,000円以上かかってしまう事も。
→【docomo】スマホの画面が割れた時の修理代を状況別にまとめてみた
ガラスコーティングは基本的に剥がせないので、何かスマホにトラブルがあって修理に出すことになった場合、コーティングされた状態のまま修理に出すことになります。
これはスマホに限った話ではありませんが、純正品以外を使用した上での故障はどのメーカーでも大体保証対象外になります。
なので、たとえ故障の原因がガラスコーティングによるものでなかった場合でも、純正品以外の使用を理由に保証対象外にされてしまう可能性が大いにあるという訳ですね。
・保証対象外になるのかAppleサポートに問い合わせてみた
気になったので、iPhoneにガラスコーティングをすると保証対象外になるのか、Appleサポートに電話で問い合わせてみたところ、
「保証対象外になる可能性があります」
・・・との事。微妙に回答しづらい質問だったと思いますが、親切に答えてくれましたw
理由はやはり、純正品以外を使用した上での故障という扱いになってしまう可能性があるからと言っていました。
実際のところは修理に出してみないとわかりませんが、たとえばガラスコーティングしてある部分の破損だと保証対象外になってしまう可能性が高そうです。
あくまで「可能性」ですが、保証対象外になってしまう可能性があるので、保証期間中にガラスコーティングを施すのはおすすめしないとの事でした。
追記:ガラスコーティングでも「ハルト」なら保証対象外にならないかも
ドコモショップで取り扱いされているハルトコーティングですがこちらであれば保証対象外にならないという情報をいただきました。
貴重な情報をいただきありがとうございます。
なんだかんだコーティングよりはガラスフィルムが一番おすすめ
ここまでガラスコーティングのデメリットなどについて紹介してきましたが、結局コーティングよりは目に見えて安心できるガラスフィルムを個人的におすすめします。
ガラスフィルムは割れた場合見栄えが悪くなることもありますが
結局一番目に見えて安心できるものだと感じています。割れれば交換すればいいし、今は2枚・3枚売りなんてのもよく販売されています。
なので、コーティングどれがいいかで迷う場合は「ガラスフィルム」を選んでおきましょう!
まとめ:スマホのガラスコーティングは魅力的だが、デメリットは大きい
スマホのガラスコーティングは保護フィルムのようにズレたり気泡が入ってしまうような失敗もなく、見た目を損なわないままスマホに傷がつきにくいよう強化することができるので、正直かなり魅力的です。
しかし、スマホのガラスコーティングには「剥がせない」「保証対象外になる可能性がある」というなかなか厄介なデメリットがあるので注意が必要です。
Appleサポートの人も言っていましたが、個人的にも保証がたっぷり残っている状態でスマホにガラスコーティングするのはおすすめできません。
追記:2021年11月6日
ただ、色々なコーティングに関する情報を調べる中でやはり最終的に一番安心なのはガラスフィルムだという結論に至りました。
私はこれまでiPhone3GSから愛用していますが、ガラスフィルムを使用する前は毎回毎回スマホの画面をよく割っていたのですが、ガラスフィルムを使いだしてからはガラスフィルムにヒビや欠けができたとしても画面が割れるということは無くなりました。
なので絶対に画面割れさせたくないのであればガラスフィルム(3Dタイプ)をお勧めします!
ハルトであれば保証対象外にはならないです、他の類似サービスでは知りません。
それって、ガラスコーティングが塗られていることがわかるのであればそうなんでしょうけど、目視やもしくはその他の手段で.コーティングされていることがわかるんですかね?という疑問が。