iPhoneやAndroidスマホを売却する際に重要なのが、ネットワーク利用制限の状態です。

判定が「〇」なら問題ありませんが「△」だと買取価格が下がってしまいますし、今回お伝えする「-」という状態だと、そもそも買い取ってもらえなかったりしますからね。

さて、docomoの端末でネットワーク利用制限が「-」になってしまう原因としては、

  • 端末を購入した直後である
  • 中古や修理・交換後の端末である


この2つのどちらか、であると考えてOKです。

この記事ではそれぞれ、ネットワーク利用制限を「〇」にする対処法をお伝えしていくので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

2024年2月16日最終更新

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docomoのネットワーク利用制限が「-」になってしまう2つの原因と対処法

docomoのiPhoneやAndroidスマホのネットワーク利用制限状態は、以下のサイトで「製造番号」を入力すると確認することができます。
※製造番号は電話をかける画面で「*#06#」と入力すると確認できる。

ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト – docomo

検索結果画面に製造番号とネットワーク利用制限のステータス、製造番号の検索日が下記のように表示されます。

利用可(後日不正契約が認められた場合を除く)
利用できますが、代金債務の不履行等により利用制限となる可能性あり
×利用制限中です
製造番号が確認できません

では早速、ネットワーク利用制限が「-」になってしまう原因とその対処法をお伝えしていきます。

・端末購入から翌々日まではネットワーク利用制限が「-」になる!!

僕はこれに苦戦しました。

docomoでは、2018年12月19日以降に契約した端末は、購入から翌々日まで待たないとネットワーク利用制限の判定が行われないようになっています。

たとえば、2019年9月26日にdocomoでiPhoneやAndroidスマホなどの端末を契約・購入した場合には、同9月28日まで判定が行われずに「-」状態になる・・・といった具合ですね。

ちなみに、auの場合は翌日に判定が行われて反映されるので、docomoより1日早いです。(Softbankは不明だが、恐らくこちらも翌日。)

docomoで購入した端末のネットワーク利用制限が「-」になっている場合には、まずは翌々日まで待って改めて確認するようにしましょう。

購入翌日などに早まって電話で問い合わせても、対応してもらえないので注意です。

契約・購入から3日以上経っているにも関わらず判定が「-」のままの場合には、後述する方法で電話で対応してもらいましょう。

・中古や修理・交換後での端末も「-」判定になる場合がある!!

中古で購入したdocomoのiPhoneやAndroidスマホや、修理・交換に出して戻ってきた端末はネットワーク利用制限の判定が「-」になっている場合があります。

この場合、契約状況などに問題がなければ、専用ダイヤルに電話することで判定を「〇」に変えてもらうことができます。

docomoのネットワーク利用制限関連の専用ダイヤルは以下です。

電話番号 0570-033074
※受付時間 午前10:00~午後5:30(年中無休)

受付時間は午後5:30までとやや短いですが、年中無休なので土日祝日でも対応してくれます。

また、docomoで端末を契約・購入してから3日以上経過しているのにネットワーク利用制限が「-」の判定のままの場合にも、この専用ダイヤルに電話して「〇」に変えてもらうことができます。

まとめ:ネットワーク利用制限「-」は電話して「〇」に変えてもらおう!!

docomoのiPhoneやAndroidスマホのネットワーク利用制限が「-」になってしまう原因は、

  • 端末を購入した直後である
  • 中古や修理・交換後の端末である

この2つのどちらかで、docomoのネットワーク利用制限専用ダイヤルに受付時間10時~20時(平日のみ)に電話すれば、判定を「〇」に変えてもらうことができます。※契約状況などに問題がない場合。

ただし、現在docomoで購入した端末は購入から翌々日まで待たないとネットワーク利用制限の判定が行われないので、購入直後の場合は3日目まで待ってから、なお「-」判定の場合のみ電話するようにしてください。

ABのひとこと
せめて翌日にやってほしいよね~。

ネットワーク利用制限「ー」の理由に関するQ&A

その他のネットワーク利用制限「ー」の理由に関するQ&Aに回答して参ります。

au・ソフトバンクのネットワーク利用制限 ー の理由は?

ドコモ以外のauやソフトバンクにおけるキャリア別ネットワーク利用制限「ハイフン(ー)」の理由は、以下のいずれかになります。

  • 窃盗(盗難)や詐欺などの犯罪行為で不正に取得された場合
  • 申込書の記入内容に虚偽が含まれている場合
  • 代金債務(分割払いの支払いなど)の履行がなされていない場合
  • 配送交換のサービスで回収の対象となった場合


auやソフトバンクのネットワークは多数のユーザーが同時に利用することがあるため、一部のユーザーが大量のデータを使用し続けることでネットワーク全体の通信速度が低下し、他のユーザーの通信に影響を与えることがあります。

また、一部のユーザーが大量のデータを使用し続けることで、他のユーザーがネットワークを利用することが困難になることがあるため、ある程度の利用量に達すると通信速度を制限することで、公平なネットワーク利用を促進する目的があります。

ネットワーク利用制限ハイフン ー でも使える?

ネットワーク利用制限ハイフン(ー)がかけられた状態でも基本的には通信は可能ですが、通信速度が制限されるため、一部のアプリケーションやサービスの利用には影響が出る場合があります。

例えば、動画配信サービスや大容量のファイルダウンロード、オンラインゲームなど、通信速度が必要な高負荷のアプリケーションを利用する場合、通信速度が低下してしまうため、快適な利用ができない場合があります。

また、通信速度が制限されるため、ネットワーク利用制限がかかっている期間中に大量のデータ通信を行うと、制限がかかる前よりも通信速度が低下することがあります。

従ってネットワーク利用制限がかかっている場合でも、通信量の制限に注意しながら必要な通信を行うことが望ましいと言えるでしょう。

SIMフリーのネットワーク利用制限 ー 解除方法は?

ネットワーク利用制限ハイフン(ー)がかかっている場合、解除する方法は以下のようになります。

  • 制限がかかる期間を待つ
  • オプションサービスの利用
  • プランを大容量へ変更
  • キャリアに問い合わせる


基本的にはネットワーク利用制限は一定期間経過すると自動的に解除されることがありますが、すぐに解除したい場合はネットワーク利用制限を解除するためのオプションサービスを利用するという手段もあるでしょう。

例えばワイモバイルでは、月額プランに500円+で支払うことで0.5GBの容量を追加できるなどのオプションサービスが用意されていますね。

ネットワーク利用制限 ー でも買取可能?

ネットワーク利用制限がかかっている「ー」や「△」の端末でも、一部の買取業者では買取可能な場合がありますが、買取業者によって対応が異なります。

通常、ネットワーク利用制限「ー」や「△」がかかっている端末は、その性能や通信速度が低下しているため、買取価格が低くなることがありますし、ネットワーク利用制限がかかっている場合は、買取業者によっては対応できない場合があります。

そのため、ネットワーク利用制限はステータスが「○」になってから買取に出したり機種変更・乗り換えをすることをおすすめします。