iPhone 11シリーズは、3モデルすべて防塵・防水性能を示す等級が「IP68」となっており、現時点のiPhoneでは防塵・防水性能ともに最高ランクです。
この記事では、iPhone 11の防水性能がどのくらい凄いのか、歴代のiPhoneと比較してまとめています。
また、防水性能が高いと聞くとどうしても気になってしまう「お風呂や海・プールでも使えるのか?」という点についても、あわせて掘り下げていきます。
※最新Apple Watch 5の防水性能についての記事はコチラ↓↓
→Apple Watch5の防水性能はお風呂もプール海でも泳げて安心!?
こんな記事も書いてます
iPhone 11の防水性能は最強!!
まずは、歴代iPhoneの防塵・防水性能を示す等級(IP〇〇)をまとめた以下の表を見てください。
モデル名 | 防塵・防水等級 |
iPhone 6s以前のiPhone | IP67 |
iPhone 7 / 7 Plus | IP67 |
iPhone 8 / 8 Plus | IP67 |
iPhone SE2 | IP67 |
iPhone X / XR | IP67 |
iPhone XS / XS Max | IP68 |
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | IP68 |
※「IP〇〇」の左の数字は防塵、右の数字が防水性能です。
※追記:2021年11月13日:iPhone SE2の防水性能について表記を追加しました
防水性能を示す数字は「8」が最高なので、iPhone 11シリーズは最高ランクの防水性能を備えていることがわかります。
ちなみに、iPhone XSシリーズもIP68ですが、XSは公式で販売が終了しているので、現役モデルで防水性能が最強なのは、やはりiPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Maxということになります。
当サイトでは以前、IP67のiPhone 7をバケツの水の中に沈めてみるという無謀な実験をしたことがありますw
→iPhone8の防水機能はどこまで大丈夫なのか調べてみた!!
→iPhoneSE2の防水性能は!?プールやお風呂・海でも使えるの!?徹底解説!
この実験はiPhoneが故障することなく無事成功したのですが、iPhone 11はそれよりも凄い防水性能IP68を備えているという訳です。
・iPhone 11よりiPhone 11 Pro/Maxの方が防水性能が優秀!?
iPhone 11シリーズの防塵・防水性能を示す等級はすべて「IP68」ですが、実はiPhone 11 Pro / Maxの方が防水性能が優秀なようです。
以下、Apple公式サイトより引用。
iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro MaxはIEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深4メートルで最大30分間)。iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11はIEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深2メートルで最大30分間)
「IP〇〇」で防水性能を示す右側の数字は8が最高なので、8の中でも性能に差がある・・・という事ですね。
「じゃあ、ProじゃないiPhone 11の防水性能はショボいの?」
・・・と思ってしまうところですが、そんな事はありません。
iPhone 11 Pro / Maxが凄すぎるだけで、iPhone 11の防水性能も歴代最強クラスに優秀なのは間違いありませんw
iPhone 11/11Proはお風呂でも使える?
iPhone 11の防水性能は最強・・・となると、気になるのが「お風呂で使えるのか?」という部分ですよね?
・・・たとえば、SonyのAndroidスマホ「Xperia」シリーズは近年、「バスルームでも使える防水性能」などと謳っていますが、最新機種のXperia 1の防水性能(IPX5/8)は、公式で以下のように記載されています。
【防水スマホ】Xperia XZをお風呂で使う際の注意点まとめ
IPX5とは、内径6.3㎜の注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器としての機能を有することを意味します。IPX8とは、常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有することを意味します。
Xperia 1の防水性能が水深1.5m×30分に対し、iPhone 11は水深2m×30分間をクリアしている訳ですから、数値的にはiPhone 11の方が優秀です。
・・・ただ、防水等級「IP〇8(IPX8)」に関しては、それ以上の等級がないので試験方法がメーカーに委ねられています。
実際の防水性能は同程度なのかもしれませんが、少なくともXperia 1より劣るという事はないでしょう。
つまり、iPhone 11の防水性能をザックリまとめると、
Sonyがお風呂でも使えるとしているXperiaよりもiPhone 11の防水性能は優秀で、iPhone 11 Pro / Maxはさらに防水性能は凄い!!
・・・という事になりますw
であれば、当然お風呂でも使えるよね。という結論になります。
ただし、最強だからといってiPhone 11をお風呂で使うときには無茶苦茶に利用しても言い訳ではなく色々と注意が必要になるので以下で解説していきますね。
・iPhone 11をお風呂で使うときに注意すること
まず知っておかなければいけないのは、iphone 11は高い防水性能を備えているものの、液体による損傷、つまり水没は保証の対象外になるという事です。
個人的には、間違いなくお風呂で使えるレベルの防水性能を備えていると考えていますが、Appleが公にお風呂での使用を推奨しないのはこういう事ですねw
なので、実際にお風呂で使う場合には・・・
- 本体が冷えた状態で浴室に持ち込まない
- 浴室内で充電は絶対にしない
- 湯船には絶対に沈めない
- シャワーのお湯をかけない
- シャンプーやボディーソープをかけない
- なるべく長風呂しない
iPhone 11が故障しないように、上記6つの注意点をしっかり頭に入れておきましょう。
・iPhone 11をお風呂で安全に使う方法
上記の注意点を見ると、iPhone 11をお風呂で使うのは結構厳しいな・・・と思ってしまうかもしれません。
それもそのはず、そもそも防水性能は常温に対するものなので、iPhoneなどの電化製品はどうしてもお湯に弱いんです。
基本的にお風呂という環境は、iPhoneにとって過酷なものであることは間違いないので・・・
「湯船に浸かっている時のみ使い、それ以外はお風呂の外に置いておく」
もっとも安全にiPhone 11をお風呂で使う方法として、こういったやり方をおすすめします。
・・・そもそも、髪や体を洗っているときはiPhoneをいじれないですから、これでいいですよねw
自己責任だけど普通にこんなことしても壊れていない過去がある
実は、iPhone7のときにある実験をしたことがあります。
この時記事を読んでもらうと分かりますが、バケツにに入れて音楽をガンガン鳴らし実験したことがあります。
で、結果は全然壊れていませんでしたし、そのあとも普通に2年ほど利用しました。ただし壊さないためにも絶対に注意しなければいけないことがあります。
iPhone11/11Proは水の中につけても壊れないけど・・・・水につけた後の注意点とは何?
充電ケーブルを挿す部分はしっかりと乾燥させてから充電するようにしてください。バケツに沈めた後私たちはしっかりとタオルで拭き、乾燥させてから充電しました。
乾燥していないのに電気を流すとどうなるか分かりますよね?
ですのでその点はしっかり確認して自己責任で対処してください。
iPhone11/11Proは海やプールでも使えるのか?
コレも私のiPhoneや友人のiPhoneでも試したことがありますがもちろん大丈夫でした。しかし、海やプールの中には塩や塩素などが入っています。ですからお風呂以上に十分注意して利用してください。
AppleWatchも海で利用しましたが今でも普通に使えています。
ただ、1つだけiPhone11が死んでしまった現象が起きましたw
死んでしまったため11Proを購入して今は使っています。が、コレから紹介することは皆さんは私のように馬鹿ではないのでそんなことは起こらないと思いますが注意してもらうためにも紹介しておきます。
注意!!最強の防水性能を誇るiPhone11/11Proでも壊れる!!
洗濯機で洗わないことwww
私はいつものように洗濯機を家で回していたところ脱水の時に洗濯機から「ゴトッゴトッゴトッ!!」
とすっごい音にびっくりして洗濯機を止めました!なんと中には私のiPhone11が。
時すでに遅しで、洗濯機から取り出した時は画面がついていましたが操作できず画面が真っ黒にw
防水・防塵いぜんに強い衝撃が加わりすぎた模様。このような場合は普通に壊れます。当たり前ですよねw
私のような馬鹿な人はなかなかいないと思いますが、洗濯物に携帯を入れっぱなしなどは十分注意してくださいねw
iPhone11が水没した時の応急処置はどうすべき?
水没した時にやってはいけないことリスト
iPhone 11 が誤って水没した場合、または水にさらされた場合は、さらなる損傷を防ぐために特定の行為を避けることが重要です。
iPhone 11 が水没した場合にやってはいけないことのリストは次のとおりです。
- 電源を入れない:iPhone が濡れている場合は、電源を入れたり、すぐに使用したりしないでください。ボタンを押したり、電源を入れようとすると、ショートが発生し、内部コンポーネントがさらに損傷する可能性があります。
- 充電しない:iPhone が濡れている場合は、充電器に接続しないでください。濡れたデバイスを充電すると、損傷が発生したり、安全上のリスクが生じる可能性があります。
- 振らない:水を振り払いたくなるかもしれませんが、これにより水がデバイスの奥深くまで移動し、損傷のリスクが高まる可能性があります。
- 熱源を使用しない:iPhone を乾燥させるためにヘアドライヤー、オーブン、電子レンジ、またはその他の熱源を使用しないでください。過度の熱により内部コンポーネントが損傷する可能性があります。
- ボタンを押さない:前述したように、ボタンを押すと、デバイス内に水がさらに押し込まれる可能性があります。電話機が完全に乾くまではこれを避けてください。
- 分解しない:デバイスを自分で開けると保証が無効になり、専門家による修理がより困難になる可能性があります。
水没した時の対処方法
もしiPhoneが水没したり水に濡れてしまった場合、下記の手順で対処しましょう。
- 電源を切る:電源がまだ入っている場合は、短絡を防ぐためにすぐに電源を切ります。
- 柔らかい布で乾かす:糸くずの出ない柔らかい布で、外側に目に見える水分を優しく拭き取ります。
- 乾燥した環境に置く:乾燥プロセスを助けるために、iPhone を生米の入った袋に入れるか、シリカゲルのパケットを使用します。ただし、最近のスマートフォンには水が深く入り込まないように保護機能が備わっているため、お米の使用は以前ほど効果的ではありません。専用の吸湿製品を使用するか、乾燥した換気の良い場所にデバイスを置くだけでもよいでしょう。
- 完全に乾燥するまで待ちます:少なくとも 24 ~ 48 時間かけて完全に乾燥したことを確認してから、再度電源を入れてください。
- サポートセンターに問い合わせる:不明な点がある場合、または乾燥後にデバイスが正常に動作しない場合は、認定サービスプロバイダーまたは Apple Store に持ち込んで検査と修理を依頼してください。
水による損傷は必ずしもすぐに明らかになるわけではなく、デバイスが最初は正常に動作しているように見えても、時間の経過とともに腐食が発生する可能性があることに注意してください。
したがって、水周りでは iPhone 11 を慎重に取り扱い、損傷を受ける可能性のある状況にさらさないようにすることが重要です。
まとめ:iPhone 11の防水性能は最強。お風呂や海・プールでも使えるか調べてみた
iPhone 11シリーズの防塵・防水性能を示す等級はすべて「IP68(最高ランク)」で、歴代iPhoneの中で最強の防水性能を備えています。
防水性能を示す右側の数字「8」は最高ランクなのでそれより上はありませんが、実際のところはiPhone 11 Pro / Maxの方がさらに凄い防水性能を備えているので、Pro / Maxは感覚的には「9」くらいのレベルですね。
保証の兼ね合いもあってかAppleはiPhone 11をお風呂で使うことを推奨していませんが、この防水性能はお風呂で使えると謳っているAndroidスマホと同等か、それ以上のレベルにあります。
よって、個人的にはiPhone 11も当然お風呂で使えると考えていますが、万が一故障してしまったら最悪なので・・・
「湯船に浸かっている時のみ使い、それ以外はお風呂の外に置いておく」
iPhone 11をお風呂で使いたい場合には、こういったやり方をおすすめします。
iphone11の防水に関するQ&A
iphone11の防水性はどのくらい?
iPhone 11は耐水設計になっていますが、完全防水ではありません。
IP68 等級は、水深 2 メートル (約 6.6 フィート) に約 30 分間浸しても耐えられることを意味します。
この評価は淡水のみに適用されます。
ただし、耐水性は磨耗により時間の経過とともに低下する可能性があることに注意することが重要です。
そのため、適切な予防措置を講じ、不必要に液体にさらさないようにすることが重要です。
Apple の保証は水による損傷もカバーしていないため、水周りでデバイスを使用する場合は注意し、頻繁に濡れた環境に置かれることが予想される場合は保護ケースの使用を検討してください。
iPhone 11 の耐水性能に関する最も正確かつ最新の情報については、Apple の公式 Web サイトを確認するか、デバイスに付属のユーザーマニュアルを参照することをお勧めします。
新しい iPhone モデルでは耐水性評価が異なる場合があることに注意してください。
iPhone11はお風呂の湯気も問題ないか?
iPhone 11 は耐水性評価 (IP68) を備えていますが、熱いお風呂やシャワーなどの熱水や蒸気にさらされることに耐えるように特別に設計されていません。
IP68 等級は、デバイスが真水の状態で最大 2 メートルの水中に約 30 分間浸漬しても耐えられることを示します。
iPhone 11 を熱いお風呂やシャワーの熱湯や蒸気にさらすと、耐水性能を超えて損傷する可能性があります。
耐水性評価は主に、制御された条件下での偶発的な飛沫、流出、水への短時間の浸漬から保護するように設計されており、高温の蒸気や水に常時さらされることはありません。
浴室などの湿気の多い環境で iPhone 11 を使用する予定がある場合は、蒸気や湿気に直接さらさないように注意してください。
iPhone 11 が水や蒸気に触れた場合は、再度使用する前に完全に乾燥させ、デバイス内に湿気が溜まらないようにすることが重要です。
高温多湿の環境向けに特別に設計された防水ケースを使用すると、そのような状況でも iPhone 11 をさらに保護できる可能性があります。
Apple の保証は水による損傷をカバーしていないことに注意してください。
そのため、潜在的な問題を防ぐためには、水の周囲に注意することが重要です。
iPhone11は雨に濡れたらどうなる?
iPhone 11 が雨に濡れても、耐水性能があるので大丈夫です。
前述したように、iPhone 11 は防水性と防塵性に関して IP68 等級を備えており、偶発的な水しぶき、こぼれ、雨への暴露に耐えるように設計されていることを意味します。
ほとんどの場合、雨にさらされたり、短時間の水に遭遇したりしても、iPhone 11 に問題は発生しません。
デバイスは内部コンポーネントを湿気から保護するために密閉されています。
ただし、注意し、安全性を確保するためにいくつかの措置を講じることが重要です。
- 表面についた水分は、糸くずの出ない柔らかい布ですぐに拭き取ってください。
- 濡れた状態での充電や使用は避けてください。
- 電話機が著しく濡れたり水没した場合は、電源を切ることをお勧めします。
- デバイスを再度使用する前に、デバイスを完全に乾燥させてください。
IP68 定格は、特に電話機が過剰な水や水圧にさらされた場合、すべての水による損傷を保証するものではないことに注意することが重要です。
さらに、バスルームで熱いシャワーを浴びているときなど、湿度の高い環境で電話機を使用すると、時間の経過とともに湿気がデバイスに入り込み、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
iPhone 11 が濡れた後に異常な動作や誤動作などの問題が発生した場合は、電源を切り、完全に乾くまで使用しないでください。
問題が解決しない場合は、Apple サポートに連絡するか、認定サービスプロバイダーに問い合わせてください。
iPhone 11 は耐水機能を備えていますが、潜在的な損傷を防ぎ、適用される保証が無効になることを避けるために、水周りでは注意して取り扱うことをお勧めします。
iPhone7plusを持って2時間以上湯船につかりながらゲームしてたけど何の問題もなかったですよ。
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うううさん!
是非!11Proはカメラ性能も本当に良いのでおすすめです!