来月発表されると言われているiPhone15

今回はフルモデルチェンジの可能性が高いということで、「iPhone15が折りたたみになるのでは?」といった投稿が数多く上がっています。

果たしてiPhone15シリーズから折りたたみが導入されるのか・・・?気になる人も多いと思いますが、実際はどうなるのでしょうか??

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2023年8月29日最終更新

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iPhone15折りたたみでフルモデルチェンジはデマ!

結論から申しますと、iPhone15が折りたたみ式になる可能性は限りなく0に近いと言えます。

Apple製品に深く精通している有名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、折りたたみ式iPhoneが発売されるのは2025年になる(iPhone17)と予測しています。

彼は以前、折りたたみiPhoneの発売を2024年と予想していました。しかし、最新の見解で発売延期を認めています。

これは、2023年に登場すると見られるiPhone15は、折りたたみ式の画期的なデザインにはならないということを意味します。

このように有力なリーク情報からも、iPhone15に折りたたみが導入されないというのがはっきりと分かります。

iPhone15折りたたみフルモデルチェンジのリーク元は?

それではなぜ、「iPhone15が折りたたみ式にフルモデルチェンジする」といった情報が流れたのか?

また、折りたたみが導入されない決定的な根拠とは何なのか?

引用:CNET Japan

iPhone15が折りたたみになる可能性がほとんどないということは既にお伝えしました。 では、なぜ新しいiPhoneに折りたたみ機能が搭載されるという噂や期待が多くあるのでしょうか?

ここからは、「iPhone」と「折りたたみ」というキーワードの関係性を過去45年のトレンドから解明してまいります。

iPhoneに折りたたみ式が導入される」といった情報が流れたのは、2019年にAppleが折りたたみiPhoneのデザインを特許申請したという記事が出たのがきっかけでした。

当時ライバル会社のSamsungが折りたたみスマートフォンの発売を予告して話題になっている中、Appleが発表した「折りたたみiPhoneを予想したコンセプトデザイン」が公開され、話題を呼びました。

引用:Gigazine

4年以上前の記事ですが、iPhoneユーザーにとっては今見ても革新的なデザインですよね。

Appleは折りたためるiPhone以外にも、グニャグニャと曲げられるiPhoneに関する特許も取得しています。ただし、これまでも数多くの特許を申請・取得していて、その全てが製品として発売されているわけではありません。

それから2年後の2021年、次はオランダのメディア「LetsGoDigital」よりクラムシェル型の折りたたみiPhoneのコンセプト画像が公開されました。

引用:LetsGoDigital

こちらのメディアでは、折りたたみiPhoneのディスプレイがSamsungから供給される可能性があると報じて、当時大きな話題になりました。

また、台湾メディアのDigiTimesでは、「Apple2022年にフレキシブル有機ELのディスプレイを搭載した折りたたみiPhoneで、折りたたみスマートフォン市場に参入する」と報じました。

引用:Forbes

その後、有名リーカーのジョン・プロッサー氏Apple関連メディアのMacRumorsが、

折りたたみiPhone2023年まで市場に出てこない
引用:MacRumors

との予測を発表しました。

このように折りたたみiPhoneの発表時期については「2022年」という説や「2023年以降」という説がありましたが、2023年の今になってもまだ発売の見込みは立っていません。

最新のリークでは、「折りたたみiPhone2025年に登場する」という話が出てきました。

これを聞いてがっかりしているユーザーも多いでしょうが、近い未来にはこの写真のようなiPhoneを普通に使える日が来ると思うと、今から楽しみになりますね。

■iPhone15の折りたたみ導入はデマ?

引用:Priceinall

今のところiPhone15に折りたたみが導入されるという情報は、デマである可能性が非常に高いです。

その根拠となる「3つの問題」を今からお伝えしてまいります。

1.技術的な問題

折りたたみ式を導入することによって起こりうる大きな問題の1つが「画面の耐久性」です。

折りたたみスマートフォンは近年急速に普及してきましたが、まだ技術的に完全なものとは言えません。折りたたみ部分の耐久性や、折り目部分の表示品質など、課題が残されています。

Appleはこちらに関して特許を取得しましたが、まだ開発途中の段階です。

iPhoneは高品質を追求するAppleのブランドです。折りたたみスマートフォンの技術が十分に成熟していない段階でiPhoneに導入することは、Appleのブランドイメージを損なうリスクがあります。

以上のことから、折りたたみiPhoneが市場に流れるのはまだ先と言えるでしょう。

2.時間の問題

iPhoneの開発サイクルは、通常2年です。2023年に発売されるiPhone15シリーズは、すでに開発が進められています。

折りたたみスマートフォンを導入するには、新しい技術や部品の開発が必要になります。そのため、2023年に折りたたみスマートフォンを導入するには開発サイクルを短縮する必要があるでしょう。

しかし、開発サイクルを短縮すると品質や性能に影響を与える可能性があります。Appleは、品質や性能を重視するメーカーであるため、開発サイクルを短縮してまで折りたたみスマートフォンを導入する可能性は低いと考えられます。

3.価格の問題

折りたたみスマートフォンには、折り曲げが可能なディスプレイや耐久性の高い「ヒンジ」といった部品が必要となることから、必然的に価格が高くなると言われています。

日本円にすると30万前後になる可能性もあり、誰もが簡単に手を出せる値段ではなくなります。

iPhone14(128GB)がアップル公式で119,800円だったので「約3倍」にもなります。

折りたたみiPhoneの発売はリーク通りだと2025年の予定なので、その時代のレートで価格は大きく変動していくでしょう。2年後、手軽に購入できる価格になっていたらありがたいですね。

これらの3つの理由により、iPhone15シリーズで折りたたみ機能が採用される可能性はほとんどないと言えます。

2025年に発売」という最新のリーク情報が正しいとすれば、折りたたみiPhoneを楽しみにしている人はもう少し待つ必要があるでしょう。

補足情報

AppleのCEOであるティム・クック氏は、2022年10月に開催された投資家向けイベントで、折りたたみスマートフォンの導入について「時期尚早」と述べています。

Appleは、折りたたみスマートフォンの導入によって、iPhoneのブランドイメージや競争力を損なうリスクを懸念していると考えられます。そのため、2023年に折りたたみスマートフォンを導入する可能性は低いでしょう。

■iPhone15はフルモデルチェンジ?

引用:MacRumors

iPhone15は、フルモデルチェンジをする可能性が高いと言われています。

これまでiPhoneシリーズでは、約3年の周期でフルモデルチェンジが行われてきました。

機種発売年フルモデルチェンジの内容
iPhone62014年ディスプレイサイズを4.7インチに大型化・指紋認証機能を搭載・内蔵ストレージの容量を増加
iPhoneX

 

2017年本体デザインを全面刷新(ベゼルをなくしたベゼルレスデザインを採用)・Face IDを搭載
iPhone122020年本体デザインをスクエア型に変更、5G対応

2023年はその周期に当てはまるため、iPhone15はフルモデルチェンジされるのでは?と期待する声も多くなっています。

では、iPhone15でフルモデルチェンジされる内容はどのようなものか?数あるリーク情報を元にこちらにまとめました。

1.LightningからUSB-C

前述のMing-Chi Kuo氏や、iPhone15の発売日をリークしているMark Gurman氏iPhone15Lightning端子からUSB-C端子へ移行される」という情報を発信しています。

Mark Gurman氏の記事Bloomberg

USB-Cに変えることでデータの転送速度や充電速度が向上すると言われており、これが実現すれば2012(iPhone5)以来の大きなフルモデルチェンジと言えます。

2.デザインが変更

ラウンド形状へ

Apple製品の有名リーカーであるShrimpAppleProが「iPhone15では背面のエッジが丸くなり、正方形ではなくなる」といったリークを発表しました。

丸みがあると手に馴染みやすくなるかもしれませんが、スタイリッシュなデザインを好む人にとってはあまり朗報ではないでしょう。

Proシリーズでチタン素材が採用

iPhone15 Pro/Pro Maxは、本体素材に「チタン」を採用するというリークが多数あります。

チタンは軽くて丈夫な素材なので、本体の重量を減らすことができます。 ただし、ステンレスやアルミニウムよりもはるかに高価な素材なので、製品の値段にも反映される可能性が高いです。

本体のサイズはそのままで重さが軽くなるというのは、ユーザーにとって非常に魅力的なポイントではないでしょうか。

3.新モデル『iPhone15 Ultra』が登場

有名リーカーのMajin bu氏やその他多くのメディアが、iPhone15シリーズから新モデルとしてiPhone15 Ultra』が追加されるという情報を発信しています。

従来のPro MaxシリーズがUltraに置き換えられるとも言われており、どのような機能が追加されるのか注目されています。

引用:smartprix

今回の記事ではiPhone15の折りたたみに関しての話題と、フルモデルチェンジの内容をお伝えしてまいりました。

新しいiPhoneが来月どんな姿で私たちの前に現れるのか、今から楽しみで仕方ありませんね。

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