2017年3月25日以降に販売されているiPhone SEのストレージ(容量)は、従来の16GB/64GBから、32GB/128GBに倍増しています。
そこで今回は、新容量のiPhone SEは、32GBか128GBのどっちを選ぶべきなのか、価格や使用用途を加味して、最適な選び方を考えていきましょう。
※追記
iPhone 8/8 Plusの発売に伴いiPhone SEの価格が値下げされた為、記事を修正しました。(最終更新:2017年10月30日)
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価格を比較してiPhone SEの容量を選ぶ
新容量のiPhone SEで、32GBか128GBのどっちを選ぶか迷った場合、まずは価格を比較すべきでしょう。
2017年10月30日現在、SIMフリー版iPhone SEのAppleストア公式価格は以下の通りです。
iPhone SE(新容量ver.) | 価格(税別) |
---|---|
32GB | 39,800円 |
128GB | 50,800円 |
※2017年9月に、それぞれ5,000円ずつ値下げされました。
さて、iPhone SEの価格と容量をふまえて、32GBか128GBかを選択する場合、
「+96GBのストレージに、11,000円を出す価値があるか?」
考えるべきは、この1点のみということになります。
iPhoneユーザーであればご存知だとは思いますが、iPhoneはAndroidスマホと違い、SDカードなどの外部ストレージで容量を増やすことができません。
足りない容量は、iCloudなどのクラウドストレージで補うことも可能ですが、端末自体の容量は大きいに越したことはないので、iPhoneにおける+96GBの増加は、とても魅力的に感じます。
そうなってくると、単純な価格の比較だけで容量を選択するのは非常に難しい・・・。
という訳で、iPhone SEの使用用途も加味して、最適な容量を選択していきましょう。
使用用途でiPhone SEの容量を選ぶ
・4K動画をガンガン撮るなら128GB一択!!
iPhone SEでは、4K動画(高解像度動画)を撮影することができます。
正直、iPhone SEで4K動画なんて撮るか?という疑問はありますが、4インチの小型iPhoneで4K動画が撮影できるという点は純粋に凄いし、この機種のウリの1つでもあります。
ただし、4K動画はメチャクチャ容量を食い散らかします。
容量の目安としては、1分間の4K動画で350MB。仮に1時間分の動画を保存すると、その容量はなんと21GB!!
これは32GB版のiPhone SEの場合、いきなり瀕死レベルです。
そもそも、「4K動画」を「ガンガン撮る」なんて無茶をすると、たとえ128GBあっても全然足りません。
しかし、ちょいちょい撮りためていくだけでも、気づいたら合計で30分~1時間程度の動画がストレージに溜まっていることでしょう。
ガンガンとは言わずとも、4K動画もちょいちょい撮ってみたいなという人は、128GBを選択するのが無難ですね。
・手持ちのiPhoneの使用済みストレージを参考に!!
iPhone SEの購入を検討していて、現在別のiPhone(5s/6/6s等)を使っているという人も多いかと思います。
その場合、現在使っているiPhoneの「使用済みストレージ」を確認すれば、iPhone SEで必要な容量を推測することができるでしょう。
使用済みストレージは、iPhoneの設定から、[一般] → [ストレージとiCloudの使用状況]と進めば、確認することができます。
ある程度長い期間使っているiPhoneであれば、
「自分の使い方で、どのくらいの容量を使っているのか?」
ということを数値で確認できるので、iPhone SEの容量選びに非常に役立ちます。
ちなみに、現在使っているiPhoneの使用済みストレージがすでに30GBに迫っている場合、32GB版はおすすめできません。
移すデータ+新たに増えていくデータで、あっさりと容量が足りなくなってしまう可能性が非常に高いので、128GB版のiPhone SEを強くおすすめします。
この記事のまとめ
新容量のiPhone SEで、32GBか128GBのどっちを選ぶべきか迷ったときは、
「+94GBのストレージに11,000円を出す価値があるか?」
この一点を自分に問いかけて、最適な容量を選択すると良いでしょう。
現在、別のiPhoneを使用している場合には、「使用済みストレージ」が容量選びの際にとても参考になるのでぜひ確認を。
また、iPhone SEで撮影することができる4K動画は容量が非常に大きいため、4K動画を保存したい人は128GBを選ぶと無難です。