格安SIMは主要キャリアと違い、最低利用期間や違約金などのいわゆる”縛り”が緩いのもメリットの1つです。

そこで今回は、QTモバイルの最低利用期間・違約金を回線の種類別にまとめました。

QTモバイルでは回線の種類ごとに条件が細かく異なるので、契約前に必ずチェックしておきましょう。

QTモバイルの最低利用期間・違約金まとめ

・Dタイプ(docomo回線)の最低利用期間・違約金

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データ+通話プランデータのみプラン
最低利用(違約金発生)期間利用開始翌月から12ヶ月 ※解約料金変動制なし
MNP転出手数料3,000円 / 1電話番号
SIMカードの返却必要必要

まずは、Dタイプ(docomo回線)です。

QTモバイルでは、Dタイプのみ違約金の発生する最低利用期間のルールが複雑に設定されています。

変動制となっている解約金は以下の通り。

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0ヶ月(利用開始月)1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月6ヶ月
12,000円11,000円10,000円9,000円8,000円7,000円6,000円
7ヶ月8ヶ月9ヶ月10ヶ月11ヶ月12ヶ月(13ヶ月目)
5,000円4,000円3,000円2,000円1,000円0円

利用開始(12,000円)の翌月以降、毎月1,000円ずつ解約時の違約金が減っていき、12ヶ月後(13ヶ月目)には解約時の違約金が0円になります。

ちなみに、Dタイプは解約時にSIMカードの返却が必要となっているので、頭の片隅に入れておきましょう。

・Aタイプ(au回線)の最低利用期間・違約金

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データ+通話プランデータのみプラン
最低利用(違約金発生)期間なしなし
MNP転出手数料12ヵ月以内 11,500円 / 1電話番号
13ヵ月以降 2,000円 / 1電話番号
SIMカードの返却不要不要

続いて、Aタイプ(au回線)です。

Aタイプには違約金の発生する最低利用期間もなく、Dタイプと比べるとかなりシンプルなルールとなっています。

ただし、利用開始から12ヶ月以内のMNP転出時に、手数料が11,500円 / 1電話番号かかってしまう点には注意が必要です。

13ヶ月目以降はMNP転出量も2,000円 / 1電話番号とDタイプより安くなるため、全体的にDタイプより緩めの設定となっています。

なお、Aタイプでは解約時にSIMカードの返却も必要ありません。

・Sタイプ(softbank回線)の最低利用期間・違約金

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データ+通話プランデータのみプラン
最低利用(違約金発生)期間なしなし
MNP転出手数料12ヵ月以内 11,500円 / 1電話番号
13ヵ月以降 2,000円 / 1電話番号
SIMカードの返却必要必要

最後に、僕も現在使っているSタイプ(softbank回線)です。

基本的なルールはAタイプと全く同じで、Dタイプと比較すると緩めの設定となっています。

Sタイプは2018年2月から始まった新しいプランで、解約に関する条件は基本的にAタイプと同様ですが、基本料金プランがDタイプ・Aタイプと大きく異なる点に注意です。

QTモバイルのSタイプ(Softbank回線)でおすすめの料金プランは?

ちなみに、SタイプはAタイプと異なり、解約時にSIMカードの返却が必要となっている点を頭に入れておきましょう。

まとめ:利用開始翌月から12ヶ月以内の解約(MNP転出)は注意!!

QTモバイルの最低利用期間は、Dタイプ(docomo回線)のみやや厳しく、細かい条件が設定されています。

Aタイプ(au回線)、Sタイプ(softbank回線)は緩めですが、利用開始翌月から12ヶ月以内のMNP転出時には、高額な手数料がかかってしまう点に注意が必要です。

「どの回線を選ぶとしても、利用開始翌月から1年以内の解約時には、ある程度の手数料がかかってしまう。」

このように考えておけば問題ありません。

主要キャリアの”2年縛り”に比べると遥かに緩い条件・内容ですが、実質的な”約1年の縛り”は、格安SIM業者にありがちな定番のタイプですね。

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