
Googleが2014年から販売を開始し、現在は第2世代とUltraの2種類で展開されている「Chromecast(クロームキャスト)」。
このChromecastでは何ができて、Chromecastがあるとどう便利なのでしょうか?
この記事では、Chromecastでできること・使える条件・対応アプリについて、メリット・デメリットを交えながら解説していきます。
また、2種類あるChromecastの違いと選び方についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください!!
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目次
Chromecast(クロームキャスト)とは?何ができる?
Chromecast(クロームキャスト)は、テレビのHDMI端子に挿し込む「HDMIドングル」と呼ばれる商品の一種で、Googleが2014年から販売している製品です。
Chromecastをテレビに挿し込み、ネットに接続すると・・・
- スマホやパソコンの画面をテレビに映す
- テレビでHulu・U-NEXTなどの動画やYouTubeなどを観る
- Google Homeと連携して使う
- スマホをリモコンとして使う
これらの事ができるようになります。
AmazonのFire TVと似たようなものですね。※Fire TVとの違いは後述。
スマホの画面をテレビに映す(キャスト)して、Webサイトや写真、動画などをテレビで観るといった用途はもちろんですが、
最近は、HuluやU-NEXTなどのVOD(動画配信サービス)をテレビで観るためにChromecastを購入する人がかなり多いようです。※僕もそうでしたw
・Chromecastを使うことができる2つの条件
Chromecastを使ってスマホの画面をテレビに映したり、VOD(動画配信サービス)をテレビで観るためには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- テレビにHDMI端子が付いている
- インターネットに接続する事ができる
この2つの条件さえ満たしていれば、問題なくChromecastを使うことができます。
HDMI端子って何?という方は、よほど古いテレビでなければ側面や裏側に付いているので、確認してみてください。
また、別のゲーム機やレコーダーなどで使用していてHDMI端子が足りない場合には、以下の記事をご覧ください。
→【増設できる?】テレビのHDMI端子が足りない場合の対処法
インターネットに関しては、家にネット環境が整っている(パソコン等をネットに接続できる)状態であれば問題ありません。
ちなみに、もしWi-Fi(無線LAN)が使えなくても、有線LANで接続できるタイプのChromecastもあるのでご安心を。※後述。
・対応するアプリ・サービスは?
HuluやU-NEXTを筆頭に、dtvやDAZNなどなど、最近はVOD(動画配信サービス)がどんどん増えていて、自分の使いたいサービスがChromecastに対応しているのか?と気になっている人も多いと思います。
しかし、その心配はほとんどの場合不要です。
Chromecast 対応アプリ(一部) | |
---|---|
YouTube | NHK WORLD TV |
FRESH LIVE | DAZN |
Netflix | Hulu |
AbemaTV | ビデオパス |
バンダイチャンネル | U-NEXT |
GYAO! | Rakuten TV |
dアニメストア | Google Play ムービー |
エムキャス | ビデオマーケット |
Red bull TV | Plex |
dTV | DMM動画プレイヤー |
dailymotion | その他いっぱい!! |
上記はあくまで対応アプリの極一部で、Chromecastは有名どころからそうでないものまで、幅広いサービスをカバーしています。
VODに関しては、対応していないサービスを探す方が難しいレベルですねw
Googleの公式ページで最新の対応アプリ一覧を確認できるので、自分が使いたいサービスに対応しているか、念のため購入前に確認しておけばバッチリです。
・・・しいて言うなら、Amazonプライム・ビデオに対応していないくらいですね。
プライムビデオはAmazonが独占してしまっているので、プライムビデオをテレビで観たい場合には、ChromecastではなくFire TVを買いましょう。
「Chromecast」と「Chromecast Ultra」の違いを比較!!
クロームキャストは現在、「Chromecast(第2世代)」と「Chromecast Ultra」の2種類があります。
※スティック型のChromecast(第1世代)の販売は既に終了しています。
Chromecast | Chromecast Ultra | |
---|---|---|
画質 | HD(1080p) | 4K Ultra HDまで対応 |
処理速度 | 高速 | 超高速 |
有線LAN | × | ○(対応) |
価格 | 4,000円~5,000円 | 9,000円~11,000円 |
※価格は記事執筆時点(2018/08/02)のもの。
両者の違いをざっくりと比較するとこんな感じ。
ご覧の通り、Ultraの方が高画質・高性能ですが、価格もほぼ2倍といったところ。
・通常版とUltra、どっちを買うべき?
「Chromecast」と「Chromecast Ultra」、2種類用意されているとどっちにするか迷ってしまうところですが・・・
基本的には価格の安い通常のChromecastを買っておけば問題ありませんし、僕が使っているのもこれです。
ただし、通常のChromecastはWi-Fi(無線LAN)のみにしか対応していないので、自宅にWi-Fi環境がない場合には有線LANに対応しているUltraを選びましょう。
ちなみに、Chromecastは現在、Amazonでは売っていません。
Amazonで「Chromecast」を検索するとそれっぽいものが数多く出てきますが、本物のChromecastではないので注意です。
・・・検索結果の一番上に「Fire TV Stick」が出てくるのは笑えますねw
Chromecast(クロームキャスト)のメリット・デメリット
・Fire TVと比較したメリット
Chromecastの購入を考えた時に、誰もが迷うのが「Fire TVとどっちを選ぶか?」ということです。
そこで、ChromecastとFire TVを比較した上で、明確なメリットと言えるのが・・・
- Google Homeに対応している
- スマホをリモコンとして使える
この2点です。
Google製のChromecastはGoogle Homeと連携するができ、話しかけるだけで操作するといったことが可能です。
Google Homeを持っている・もしくは今後購入しようと考えている人は、間違いなくChromecastを選ぶべきでしょう。
また、Chromecastはスマホをリモコンとして使う(操作)することができます。
たとえば、スマホで再生中の動画を大画面で見たいなと思ったら、スマホの画面から「キャスト」を選択するだけで、テレビの大画面に映すといったことが可能になります。
・Chromecastのデメリット
続いて、メリットだけではなくデメリットもお伝えしておきます。
- リモコンがない
- Amazonプライム・ビデオに対応していない
先ほどメリットとして「スマホをリモコンとして使える」と言いましたが、そもそもChromecastにはリモコンがありません。
個人的には余計なリモコンが増えず、ごちゃごちゃしなくて済むのはメリットでしかありませんが、専用のリモコンが欲しいという人にとってはChromecastは不向きと言えます。
また、対応アプリの項目でも触れましたが、ChromecastはAmazonプライム・ビデオに対応していません。
対応アプリ・サービスが続々と増え、もはやカバーできていないものを探すのが難しいレベルのChromecastですが、プライムビデオだけは今後の対応も望めないと思われるので、プライムビデオをテレビで観たい人にはおすすめできません。
この記事のまとめ
Chromecast(クロームキャスト)はテレビに挿し込み・ネットに接続するだけで、
- スマホやパソコンの画面をテレビに映す
- テレビでHulu・U-NEXTなどの動画やYouTubeなどを観る
- Google Homeと連携して使う
- スマホをリモコンとして使う
これらの事ができるようになる、一度使うともう手放せない便利グッズです。
通常のChromecast(有線LANが不要であればこれで十分です)であれば、価格は4,000円~5,000円ほど。
手頃な値段で手に入るので、気になっている人はぜひ使ってみてください!!
・種類多すぎなVOD(動画配信サービス)。選ぶならおすすめはどれ?
Chromecastが気になっている人は、何らかのVOD(動画配信サービス)に加入している場合が多いのではないでしょうか。
しかし、現在このようなサービスは種類がかなり多く、自分に合った最適なVODを選べていない・知らない人が多いように感じます。
そこで、数多くのVODで入退会を繰り返し、現在も複数のサービスをヘビーユースしている僕が、ジャンル別に厳選したVODランキングが以下です。
→2018最新版!マニアが教える超おすすめ「VOD」ランキング
料金・ジャンル・作品数など、様々な視点からランキング形式でお伝えしているので、ぜひ一度読んでみてください!!